この記事の要点。
- ・保証対象・対象外条件、上限の単位、料金体系、与信・通知の運用を同じ順で確認すると比較しやすくなります。
- ・掲載4エントリのうち1件は、旧T&G売掛保証からURIHOオーダープランへの名称変更導線で、独立サービスとして数えません。
- ・取引先通知は全件で確認できるわけではありません。GMOは審査時の連絡・通知なし、その他は公式確認が必要です。
公式情報ベースの比較表。
主要サービスの公式出典と確認日を含めて比較します。
Comparison
売掛保証・債権保証 比較表。
売掛保証サービス比較の結論:最初に固定する4つの軸
売掛保証は、料金の低さだけで一律に順位付けできません。本記事では、未回収時に実際の判断へ影響する4軸を先に固定し、各サービスの公開形式が違う項目は無理に同じ数値へ換算しません。
- 比較軸保証対象・対象外条件
- 確認する内容倒産・支払い遅延などの事故理由、債権・取引先・保証開始日の条件判断を誤りやすい点すでに遅延した債権や保証開始前の債権まで対象とは限らない
- 比較軸保証上限
- 確認する内容契約全体の合計枠か、取引先1社ごとの枠か判断を誤りやすい点同じ金額でも上限の単位が違えば単純比較できない
- 比較軸料金体系
- 確認する内容月額定額、保証額連動、年率、最低保証料、個別見積判断を誤りやすい点表示された下限だけで総費用を判断しない
- 比較軸与信・通知・業務範囲
- 確認する内容審査時の通知、取引先登録、請求書発行、督促・回収の範囲判断を誤りやすい点審査時と未回収発生後の対応を分けて確認する
掲載エントリの位置づけを先に理解する
統合サービスDBの対象は4エントリです。ただし、URIHOオーダープラン(旧:T&G売掛保証)は旧名検索から現行プランへ案内するための登録であり、URIHOと別の現行サービスがもう1社あるという意味ではありません。比較では、各エントリの役割と要確認項目を分けます。
- 掲載エントリURIHO
- DBで確認できる位置づけ月額定額のA・B・Cプランと、保証対象・合計保証上限を公開申込前の確認点自社の債権と取引先が対象か、保証開始日と対象外条件を確認
- 掲載エントリGMO B2B売掛保証
- DBで確認できる位置づけ月額定額、個別型、包括型、カスタマイズプランを登録申込前の確認点料金方式ごとの適用条件、契約期間、1社あたり上限を確認
- 掲載エントリURIHOオーダープラン(旧:T&G売掛保証)
- DBで確認できる位置づけ旧T&G売掛保証から現行のURIHOオーダープランへの名称変更導線申込前の確認点料金・上限・保証条件はオーダープランとして個別に確認
- 掲載エントリオリコのB2B決済サービス
- DBで確認できる位置づけ保証に加え、請求・回収を扱う複数の商品をまとめたサービス群申込前の確認点検討する商品名と、その商品の保証・請求・回収範囲を確認
料金と保証上限は同じ単位にそろえて比較する
料金は月額、保証額に対する料率、年率、個別設定が混在し、保証上限もプラン合計と取引先1社あたりで単位が異なります。次の値はDBの登録済み公式参照元を2026年7月12日に記事内で照合したものです。公式ページ自体のDB確認日は2026年6月9日のため、申込前に最新条件を再確認してください。
- 掲載エントリURIHO
- 料金体系A 9,800円/月、B 29,800円/月、C 99,800円/月保証上限プラン合計でA 1,000万円、B 3,000万円、C 7,000万円比較時の注意合計上限として確認し、取引先ごとの条件は公式情報で確認
- 掲載エントリGMO B2B売掛保証
- 料金体系月額S 9,800円、M 29,800円、L 59,800円。個別型0.1%〜、包括型は年率1.0%〜・最低保証料10万円保証上限月額プラン合計1,000万〜5,000万円、1社あたり50万〜500万円。カスタマイズは1,000万円以上比較時の注意月額プランは半年以上の契約・半年分前払いの登録条件あり
- 掲載エントリURIHOオーダープラン(旧:T&G売掛保証)
- 料金体系オーダープランは個別相談。URIHO標準プランの9,800円/月〜は参考情報保証上限公式サイトで要確認比較時の注意標準プランの開始料金や保証条件をオーダープラン固有の条件として扱わない
- 掲載エントリオリコのB2B決済サービス
- 料金体系保証料は取引規模などにより個別設定保証上限取引先1社あたり最大1,000万円比較時の注意商品によって請求・回収・保証範囲が異なる
保証条件をDB比較表で再確認
保証料率、与信、請求書発行、法人・個人事業主の登録状況を、公式出典と確認日つきで比較できます。未確認項目は「要確認」のまま表示しています。
保証対象と対象外条件をサービス別に読む
保証対象は、サービス名からではなく事故理由、債権の状態、保証開始日、取引先条件まで読んで判断します。特に、URIHOの対象外条件を他サービスにも一律で当てはめたり、URIHO標準プランの条件をオーダープランへ転用したりしないことが重要です。
- 掲載エントリURIHO
- 保証対象として確認できる範囲倒産、破産、民事再生、会社更生、入金期日から1カ月以上の支払い遅延対象外・要確認既存遅延、トラブル債権、保証開始前債権などは対象外支払い・手続き保証金請求から最短10日。支払い遅延は発生1カ月後に手続き可能
- 掲載エントリGMO B2B売掛保証
- 保証対象として確認できる範囲法人間取引の倒産・支払遅延。支払期日が180日以内の売掛債権対象外・要確認支払期日を延長した、または延長する可能性のある債権は対象外支払い・手続き保証履行金の支払時期は公式サイトで要確認
- 掲載エントリURIHOオーダープラン(旧:T&G売掛保証)
- 保証対象として確認できる範囲オーダープランの個別条件として確認が必要対象外・要確認URIHO標準プランの対象・対象外条件をそのまま適用しない支払い・手続き保証開始日と請求手続きは個別に要確認
- 掲載エントリオリコのB2B決済サービス
- 保証対象として確認できる範囲保証範囲内で売掛債権を全額保証する旨を登録対象外・要確認B2Bサポートプラン、保証ファクタリングなど商品別に範囲が異なる支払い・手続き保証発動条件と支払時期は対象商品ごとに要確認
与信・通知・請求回収の運用範囲を確認する
DB上の4エントリはいずれも審査必須・与信調査ありです。一方、共通の取引先通知項目は全件で確認済みではありません。GMOで確認できるのは審査時の連絡・通知なしという範囲までであり、未回収発生後の対応まで含めて通知なしとは断定できません。
- 掲載エントリURIHO
- 審査取引先の簡易チェックは即日。保証開始には登録後の審査が必要取引先通知公式サイトで要確認請求・回収関連DB上は請求書発行なし、督促・債権管理あり
- 掲載エントリGMO B2B売掛保証
- 審査公式情報では、審査依頼から最短2営業日以内に回答取引先通知審査時は取引先への連絡・通知なし。事故発生後は要確認請求・回収関連DB上は請求書発行なし。督促・債権管理は要確認
- 掲載エントリURIHOオーダープラン(旧:T&G売掛保証)
- 審査審査の詳細はオーダープランとして要問い合わせ取引先通知公式サイトで要確認請求・回収関連DB上は請求書発行なし。督促・債権管理は要確認
- 掲載エントリオリコのB2B決済サービス
- 審査審査必須。審査速度は要確認取引先通知公式サイトで要確認請求・回収関連請求書発行・督促・債権管理を扱うが、利用範囲は商品ごとに異なる
条件別に候補を絞る
掲載順をおすすめ順位とはみなさず、自社が優先する条件とDBで確認できる特徴の対応から候補を絞ります。条件が未確認のサービスは推測で補わず、見積や公式窓口で確認してください。
- ・月額定額とプラン合計の保証上限を並べて検討したい場合は、URIHOのA・B・Cプランを確認する
- ・法人間取引で審査時の取引先通知と回答速度を重視する場合は、GMO B2B売掛保証の適用条件を確認する
- ・旧T&G売掛保証を探している、または個別設計を相談したい場合は、現行のURIHOオーダープランとして確認する
- ・売掛保証と請求・回収業務を一体で検討したい場合は、オリコのどの商品が必要範囲を扱うか確認する
- ・すでに支払い遅延がある場合は新規保証の対象と決めつけず、債権ごとの対象可否と回収対応を分けて確認する
導入前の確認手順
候補を決めたら、見積金額だけでなく保証開始日、対象外条件、未回収発生後の手続きを同じ確認票へ記録します。規約や個別契約における保証対象・免責の解釈に不明点がある場合は、弁護士など専門家への確認を推奨します。
- 1守りたい取引を定義する取引先、債権、支払期日、備えたい事故理由を整理する
- 2保証上限の単位をそろえる契約合計か、取引先1社あたりかを分ける
- 3契約期間を含む総費用を確認する月額、料率、年率、最低保証料、前払い、個別見積を確認する
- 4社内運用への影響を確認する取引先登録、審査、通知、請求・回収の担当範囲を決める
- 5公式条件と契約書で最終確認する保証開始日、対象外条件、請求手続き、支払時期を確認する
目的が違う場合は売掛保証以外も比較する
売掛保証は未回収リスクへの備えが主目的です。支払期日前の資金化、請求・回収業務の外部化、与信から保証までを含む決済導入が目的なら、別カテゴリのほうが要件に合う場合があります。
- 主な目的将来の未回収に備える
- 確認するカテゴリ売掛保証役割の違い売掛金を保有したまま、契約した保証範囲の未回収リスクに備える
- 主な目的売掛債権を支払期日前に資金化する
- 確認するカテゴリファクタリング役割の違い売掛債権の買取による早期資金化を検討する
- 主な目的与信・請求・回収・保証をまとめて外部化する
- 確認するカテゴリBtoB掛け払い役割の違い後払い決済の提供範囲として各業務を確認する
- 主な目的請求書発行や入金管理、督促を外部化する
- 確認するカテゴリ請求代行役割の違い保証の有無とは分けて、請求・回収の代行範囲を確認する
参考・出典。
- URIHO(公式)|保証対象・対象外条件確認日:2026-06-09
- URIHO(公式)|利用の流れ・保証金請求確認日:2026-06-09
- GMO B2B売掛保証(公式)|料金・保証条件確認日:2026-06-09
- オリコ(公式)|B2Bサポートプラン確認日:2026-06-09
- オリコ(公式)|保証ファクタリング確認日:2026-06-09
公式根拠・参照元。
- URIHO 料金ページ確認日:2026-06-09
- GMO BtoB売掛保証 公式サービスページ確認日:2026-06-09
- T&G売掛保証 サービス名変更のお知らせ確認日:2026-06-09
- オリコ B2B決済サービス 公式サイト確認日:2026-06-09
よくある質問
Q. 売掛保証サービスは何を比較すべきですか?
保証対象・対象外条件、保証上限の単位、料金体系、与信審査、取引先通知、請求・回収の代行範囲を比較します。特に、保証上限が契約合計か取引先1社あたりかをそろえて確認してください。
Q. 料金だけで売掛保証を選べばよいですか?
料金だけでは選べません。月額、保証額に対する料率、年率、最低保証料、個別見積では単位が異なります。必要な事故が保証対象か、上限の単位、契約期間、対象外条件まで確認して総合的に判断します。
Q. すでに支払いが遅れている売掛金も保証されますか?
URIHOのDB登録条件では、既存遅延、トラブル債権、保証開始前債権は対象外です。他サービスの対象外条件も個別に異なるため、すでに遅延している債権が新規保証の対象になると決めつけず、公式窓口へ確認してください。回収対応や法的手続きが必要な場合は、弁護士など専門家への確認を推奨します。
Q. 売掛保証を利用すると取引先へ通知されますか?
GMO B2B売掛保証は、審査時に取引先への連絡・通知なしというDB登録があります。一方、他の掲載エントリは共通の通知項目が未確認で、GMOも未回収発生後の対応まで通知なしとは断定できません。審査時と事故発生後を分けて公式情報を確認してください。
Q. T&G売掛保証は現在も別サービスとして提供されていますか?
DBに登録された公式告知では、T&G売掛保証は2022年5月31日にURIHOオーダープランへ名称変更されています。旧名の条件を独立した現行サービスとして比較せず、料金・保証上限・対象範囲はURIHOオーダープランとして確認してください。
Q. 売掛保証とファクタリングは何が違いますか?
売掛保証は将来の未回収リスクに備えるサービスです。ファクタリングは売掛債権の買取により支払期日前の資金化を目指すサービスで、目的と利用するタイミングが異なります。
関連ページ
比較情報の信頼性について。
保証対象と上限を一覧で再確認
候補を決める前に、保証対象、保証上限、与信、請求・回収範囲、公式出典、確認日を比較表で見直せます。