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B2B決済サービス比較|請求書カード払い・掛け払い・ファクタリングの違い

最終更新:2026-05 / 情報確認:2026-05-04

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企業間取引(B2B)で利用される決済・資金繰り改善サービスは多様化しています。代表的なのが「請求書カード払い」「掛け払い決済代行」「ファクタリング」の3つです。それぞれ目的・仕組み・法的性質が大きく異なるため、混同して使うと自社の課題に合わない選択をしてしまいます。本記事では、3つを5つの軸で並べ、業務シーン別の使い分けを整理します。

この記事の要点

  • 請求書カード払いは「自社の支払いを後ろ倒し」、掛け払いは「売り手の代わりに与信・回収」、ファクタリングは「自社の売掛債権を期日前に資金化」する手段です。
  • 3つは利用シーンが異なるため、まず自社の課題(支払いを遅らせたいか、与信を外注したいか、入金を早めたいか)を整理して選びます。
  • 請求書カード払いと掛け払いは正規の決済サービス、ファクタリングは違法業者が混在する領域なので業者選びが重要です。
本記事は2026-05-04時点の公開情報に基づきます。各サービスの条件は変更される可能性があります。利用前に各サービスの公式情報をご確認ください。

3つの定義

請求書カード払い

受け取った請求書の支払いを、自社のクレジットカードで決済できる仕組み。サービス事業者がいったん立て替えて取引先に振込を行い、利用者は後日カードの引き落とし日に支払います。主な目的は支払い期日の繰延

掛け払い決済代行(BNPL for B2B)

売り手企業が買い手企業に商品・サービスを提供する際、決済代行業者が買い手の与信判断と請求・回収を代行する仕組み。売り手は決済代行業者から支払いを受け、買い手の支払い遅延・倒産リスクは決済代行業者が引き受けます。主な目的は売り手側の与信・回収業務の外注と未回収リスクの回避

ファクタリング

自社が保有する売掛債権をファクタリング業者に譲渡し、期日前に手数料を差し引いた金額で買い取ってもらう取引。主な目的は売掛債権の早期資金化

5軸比較表

比較軸請求書カード払い掛け払いファクタリング
主な目的支払い繰延与信・回収代行期日前資金化
利用主体買い手売り手売り手
法的性質カード決済による立替決済代行債権譲渡
取引先への通知なし(多くのサービス)あり(前提)契約形態による
手数料の傾向2.7〜4.0%数%(売上に対する)幅広い

業務シーン別の使い分け

「受け取った請求書の支払いを後ろ倒ししたい」買い手

請求書カード払い。クレジットカードの締め日と引き落とし日の間隔を活用して、最大60日程度先延ばし可能。取引先には通知されません。

「自社の請求書発行・回収業務を外注したい」売り手

掛け払い決済代行。決済代行業者が買い手の与信・請求・回収を代行し、売り手は早期に確実な入金を得られます。マネーフォワードケッサイなど。

「特定の売掛債権を期日前に資金化したい」売り手

ファクタリング。一時的な資金需要に対し、保有する売掛債権を譲渡して資金化します。違法業者の見分けが重要。

請求書カード払いの代表サービス

本サイトでは請求書カード払い6サービスを比較しています。詳細は請求書カード払い 比較表または各記事をご覧ください。

選ぶときの注意点

  • 3つは目的が異なる:「資金繰り改善」と一括りにせず、自社の具体的な課題から選びます。
  • 慢性的な利用は避ける:手数料が累積し、根本的な経営状況の改善にはなりません。
  • ファクタリングの違法業者に注意:金融庁が注意喚起しています。詳細はファクタリングとは?を参照。
  • 必要なら専門家相談:事業全体の資金繰り設計は、税理士・中小企業診断士・公認会計士等への相談が有効です。
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関連リンク

参考・出典

情報の最終確認日は2026-05-04です。