請求書カード払いで税金・社会保険料は払える?対応範囲を解説
最終更新:2026-05 / 情報確認:2026-05-04

法人・個人事業主にとって、税金や社会保険料の納付は資金繰りに直結します。請求書カード払いを使えば、これらをカード決済に置き換えて納付タイミングを後ろ倒しできるサービスがあります。本記事では、国税・地方税・社会保険料・労働保険料それぞれについて6サービスの対応状況を整理し、実際の納付手順と注意点を解説します。
この記事の要点
- 社会保険料は本記事の6サービスすべてが対応しています。労働保険料も多くで対応します。
- 国税・地方税は対応サービスと非対応サービスが混在します。納付前に必ず確認が必要です。
- 個別の税務処理(経費計上の可否、勘定科目)は税理士等の専門家にご相談ください。
対応範囲の早見表
| サービス | 国税・地方税 | 社会保険料 |
|---|---|---|
| INVOYカード払い | ? | ○ |
| ラボルカード払い | ○ | ○ |
| マネーフォワード 請求書カード払い | ? | ○ |
| 支払い.com | — | ○ |
| DGFT請求書カード払い | ? | ○ |
| UPSIDER請求書カード払い | — | ○ |
○:対応 / —:非対応 / ?:公式情報で確実な記載を確認できず
国税・地方税の対応
本記事で扱う6サービスのうち、国税・地方税の支払い対応について明確に記載があるのは、ラボルカード払いです。一方、支払い.comとUPSIDER請求書カード払いは公式に「税金は対応外」と明示しています。それ以外のサービスは公式情報での確実な記載が確認できないため、納付前に問い合わせが必要です。
なお、国税には国税庁の「国税クレジットカードお支払サイト」という直接の納付方法もあります。決済手数料は約0.83%(1万円ごとに83円)で、請求書カード払いより低料率です。直接利用できる場合はそちらの方が手数料負担が小さくなります。
地方税はeLTAX等の電子納税が整備されつつあり、自治体によりカード対応の有無が異なります。請求書カード払いで地方税を扱いたい場合、各サービスの対応状況と自治体側の対応を両方確認する必要があります。
社会保険料の対応
健康保険料・厚生年金保険料・労働保険料などの社会保険料は、本記事の6サービスすべてが「対応」と明記しています。社会保険料は法人・個人事業主とも金額が大きく、納付月によっては資金繰りを圧迫します。カード払い化で支払いを最大60日先延ばしできるメリットは大きいです。
ただし、保険組合や年金事務所によっては請求書発行のフォーマットが異なるため、利用前に「発行された納付書がサービスで処理できるフォーマットか」を確認してください。
納付手順
- 納付書(または振込指定書)を手元に用意
- 請求書カード払いサービスにログインし、新規申込
- 振込先情報(金融機関、口座、名義)と金額を入力
- 登録済みクレジットカードで決済
- サービス事業者が指定の振込予定日に納付先口座へ振込
- 納付書の控え・サービスの取引明細・カード明細を保管
納期限ぎりぎりの利用は避け、最低でも数営業日の余裕を持って申込むことをおすすめします。
注意点
- 納期限の管理:カード払い化により支払いを後ろ倒しできても、納税義務の納期限自体は変わりません。サービス側の振込が納期限に間に合うかが基準です。
- 手数料の経費計上:カード決済手数料の経費処理について、適切な勘定科目選択は税理士等にご相談ください。
- 過納・誤納の取り扱い:誤った金額で納付した場合の修正手順は、納付先(税務署、自治体、年金事務所)の手続きに従う必要があります。
- カード会社のポイント規定:税金・社会保険料の支払いをポイント付与対象外としているカードもあります。
関連リンク
参考・出典
情報の最終確認日は2026-05-04です。